
池田先生ご指導


大事なことは、自分が今、窮地に陥り、苦悩しているのはなんのためかという深い意味を知ることです。 人は窮地に陥ったから不幸なのではない。絶望し、悲観することによって不幸になるのです。

あなたが「もう、だめだ」と思ったら、そのとたん、「もう、だめだ」という脳の指令にしたがって心身全体が その方向に動き始める。逆も同じである。

何より、その人自身の心が、夏の高原の空のように、晴ればれとしている。 その人は、人をうらやまない。人を妬まない。

唱題行にあって、常に「より強い信」「より深い行」を起こすことが大事です。その確信と持続が、唱題の要です。

ありのままの自分でよいのです。 題目をあげきりながら、自分らしく、のびのびと進んでいけばよいのです。 自体顕照です。

「御書の通りにすれば、必ず勝てる」「この信心は、すごい」と心から確信できる。その一節が君の信念になる。その一節があなたの生き方になる。

名字の言 「ただ驀然にこの道を」――箏曲家・宮城道雄氏の生き方 2022年1月6日

私たちが今世で縁する人々は、過去世からの恩ある存在です。 「恩ある同志を守る」「友の幸福に尽くす」という肝心な戦いを忘れてしまえば、結局は「自利」だけの世界に閉じこもってしまう。
