八万四千という数は、人間の煩悩が八万四千あるとして、それらによる苦悩を乗り越える方途を説いたのが仏典の経典であるという意味です。
仏典は、仏自身の日記文書です。
あなた自身の日記文書でもあるのです。それを信じるかいないか、思いだすかいなかだ。この心の不思議をマスターすれば、人生は自由自在です。
「勝とうと挑戦する人は、すでに勝利している!」
折伏をやろう! 広宣流布をやろう! この心の炎が燃えている人が「日蓮と同意」なのである。
妙法への信心を深め、不信を戒める努力をしていけば、自然のうちに十四誹謗を免れるのです。
「勝ちます!」「当然です!」そう言い切ることで、心に巣くう弱気を追い出し、勝利への暗示をかける。
「自分が祈り、自分が語り、自分が仏法を弘めた分だけ、自分の生命を梵天・帝釈が守る」勇気を奮い起こして仏法対話や聖教啓蒙に挑戦していった時、自分のなかにある梵天・帝釈の働きが強くなり、悠々と人生を勝っていける。真の勇気ある実践が、友を幸せに導くだけではなく、自身の生命をもダイヤモンドのように輝かせていく。最高の仏道修行になるのです。