更にここで思い起こすのは、「絶えざる生命の革新」こそ健康の本義、との学会指導である。健康とは単に病気がない状態ではない。心身ともに健全に、生き生きとした創造の営みを織り成し、どのような苦難も乗り越え、最悪の環境条件さえも、かえって飛躍の原動力に変えていく。そのたくましい人生の中にこそ真実の健康観が輝きわたる。
どんな病気も最終的な決め手となるのは人間の自然治癒力なのです。いかに優れた医療技術を施しても患者自身の持つ生命力が弱ければ、病気は治りません。医学はその人の治癒力を手助けし、支える役割を担っているわけです。病気を治す根本はむしろ、人間の側の生命力をどう増幅させるか、にかかってくるのです。その生命力を高めるために信仰の力が必要ということか。
病気が治る、治らないではない。宿業を転換できるかどうかだ。
心の中で、この世に起きうる最高に素晴らしい出来事を思い描いた場合は。免疫の力が活性化して、病気への抵抗力が強まっている。孤独感や、慢性的なストレスに耐えている人は、病気と闘う免疫の力が弱くなっていく。