アメリカ青年部の熱と力に圧倒された、今月の本部幹部会。幹部会の前日に行われた関西ワールド総会では、アメリカのメンバーが、会合に参加した日本の友人に仏法対話し、入会を決意する友の姿も▼東京のある女子部員は今月、日本とは地球の反対側に当たるブラジルに飛んだ。2016年に知り合ったブラジル人の青年が入会するからだ。現地の応援も得て、青年の幸福を願い、対話を重ねてきた。この真心に青年の母親も感動。親子共々、晴れてSGI家族の一員となった▼3月の世界青年部総会に向け、青年部の成長と活躍が目覚ましい。かつて先輩が話してくれた対話の意義を思い出す。「人生は一度きり。でも、全生命をかけて対話し、友人に真剣に関わる時、相手の人生を共に生きることになる。自分が何人の人生を生きているか――これが境涯なんだよ」▼対話の拡大は、青年部だけではない。各部が心ひとつに取り組む。入会57年、90歳の沖縄の婦人は、勤行で鳴らす鈴を例に、「団結」を訴える。鈴棒でたたく場所や強弱で鈴の音は異なるが、どれも同じ一つの鈴の音。同じように、若い世代とは意見もやり方も違うが、目的は同じ「広宣流布」と▼広宣流布は世界同時進行。だからこそ、異体同心の団結で進みたい。