戸田先生ご指導

それが退転の理由にならないことがわかれば、また信心の世界に戻ってくる。要するに、理由を語るようになるまでの、辛抱強い対話が大切になってくる。

スポンサーリンク

退転状態の人を、再び信心に奮い立たせるためには、まず、何をなすべきか?退転していった人は、必ず退転する理由を持っている。その人にとっては十分な理由である。それが、つまらない、取るに足りない理由であっても、ともかく理由をもっている。それが、こちらでは、さっぱり気がつかない。そんなちょっとした理由が多いものである。その理由と動機を、話し合っているうちに、相手がしゃべるようになれば、後は簡単だ。その理由の誤っていることを、仏法上から、信心のうえから納得させればいい。それが退転の理由にならないことがわかれば、また信心の世界に戻ってくる。要するに、理由を語るようになるまでの、辛抱強い対話が大切になってくる。時間を惜しまず、相手の立場を理解して、誤った考えを持つにいたった急所を、納得のいくまで教えてあげることが大切だ。