


もしも大病院で、毎日、一時間、服用したら必ず物心ともに幸福になるという薬が発明されたら、門前市をなすだろうな。 大金を払い、何時間、行列してでも皆、毎日、通うだろう。

今を勝つことです。私は、過ぎ去ったことは信用しません。今が歴史の縮図なのです。過去がどうであろうと、今が大事なのです。これからが一番大事なのです。

たったひとつの理論をいいます。三越へいくと、欲しい物がいっぱいある。ところが、金がなければひとつも売ってくれません。

仏法のために、広宣流布のために、重ねた苦労は、流した涙は、拭った汗は、全部自分の福運です。 永遠の生命の財産になります。それを本当に確信できるかどうかが、実は、一生成仏できるかどうかの決め手なんです。

あなたが「もう、だめだ」と思ったら、そのとたん、「もう、だめだ」という脳の指令にしたがって心身全体が その方向に動き始める。逆も同じである。

創価学会は、最初から、御本尊を信ずることに導くのである。 したがって、御本尊を教えることは、第二次的なのである。しこうして、信じた後には、信心のあり方を進んで指導するのである。

もし、歓喜がなくなり、単に義務感で動いているようになれば、人びとを啓発していくことはできないし、 功徳、福運もなかなか積むことはできない。

〈御書と歩む SGI会長が贈る指針 11〉 2016年4月13日 題目こそ幸福の源泉
