池田先生ご指導

御本尊は、なんでも聞いてくださる。思いのたけを打ち明けるように、対話するように、唱題を重ねていくんです。  やがて、地獄の苦しみであっても、嘘のように、露のごとく消え去ります。

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「素直な心で御本尊にぶつかっていけばいいんです。御本尊は、大慈大悲の仏様です。自分自身が願っていること、悩んでいること、希望することを、ありのまま祈っていくことです。  苦しい時、悲しい時、辛い時には、子どもが母の腕(かいな)に身を投げ出し、すがりつくように、『御本尊様!』と言って、無心にぶつかっていけばいいんです。  御本尊は、なんでも聞いてくださる。思いのたけを打ち明けるように、対話するように、唱題を重ねていくんです。  やがて、地獄の苦しみであっても、嘘のように、露のごとく消え去ります。 もし、自らの過ちに気づいたならば、心からお詫びし、あらためることです。二度と過ちは繰り返さぬ決意をし、新しい出発をするんです。  また、勝負の時には、断じて勝つと心を定めて、獅子の吼えるがごとく、阿修羅の猛るがごとく、大宇宙を揺り動かさんばかりに祈り抜くんです。  そして、喜びの夕べには『本当にありがとうございました!』と、深い感謝の題目を捧げることです。  御書には、『朝朝・仏と共に起き夕夕仏と共に臥し』(737頁)と仰せですが、題目を唱え抜いている人は、常に御本仏と一緒です。  それも今世だけでなく、死後も、御本仏が、諸天・諸仏が守ってくださる。 だから、生命の底から安堵できるし、何も恐れる必要がない。  題目は、苦悩を歓喜に変えます。さらに、歓喜を大歓喜に変えます。 ゆえに、嬉しい時も、悲しい時も、善きにつけ、悪しきにつけ、何があっても、ただひたすら、題目を唱え抜いていくことです。これが幸福の直道です」

  1. アバター画像 堀井俊治 より:

    善につけ悪につけ、法華経を捨てるのは地獄に堕ちる行為である。(開目抄)

  2. アバター画像 堀井俊治 より:

    お題目を唱えることが、勤行題目を最優先で、ご本尊様に、祈っていくことが、いかに大切かは、信心即生活で、実体験をしたものにしかわからないと思います。