池田先生ご指導

いずれにしても、宇宙の森羅三千、一切の存在と力用は、「妙法」という根源の一法におさまる。 ゆえに妙法を根本とするとき、すべてを正法を守り広布を前進させる善なる働きとして自在に使っていける。

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いずれにしても、宇宙の森羅三千、一切の存在と力用は、「妙法」という根源の一法におさまる。
ゆえに妙法を根本とするとき、すべてを正法を守り広布を前進させる善なる働きとして自在に使っていける。
いいかえれば、宇宙は本来、一切が「慈悲」と「調和」の働きをなしている。
宇宙全体が妙法の当体だからである。
地上のあらゆる生物をはぐくむ太陽の恵みも「慈悲」であり、潮の干満をもたらす月の運行も偉大な「調和」である。
しかし、人間が宇宙の根本法である妙法に反する行為をするとき、本来の調和は壊れ、自然をはじめとする周囲の環境も、三災七難の惹起等をはじめ、無慈悲な悪の働きをするようになる。
主体である「正報」の人間が、妙法に基づいてこそ、「依報」である環境も諸天善神としての本然の力用を発揮する。
すなわち、宇宙の森羅万象を、「諸天善神」とするか、逆に「悪鬼」「魔」等とするかは、人間の一念しだいなのである。

  1. アバター画像 鮫島奈保子 より:

    キッカケありがとうございます。御縁ありがたいです